ピラティスとヨガの違いは?どっちが自分には合うの?目的や効果

ピラティスとヨガの違い

初めてスタジオにお越しくださるお客様にピラティスのイメージをお聞きすると、ほとんどの方が「ヨガみたいなの?」とお答えされます。「ピラティスとヨガの違いは何?」どちらも人気のエクササイズプログラムでどちらを始めたら良いか迷っている方も多いのではないでしょうか。
今回はピラティスとヨガの目的やそれぞれのトレーニング方法や得られる効果についてご紹介していきます。

ピラティスとヨガの共通点?

ピラティスの考案者であるジョセフ・ピラティス氏は、幼少期リウマチ熱やくる病、喘息等を患っていてとても病弱でした。この病気を治すために運動を取り入れ、体操やボクシング、禅、スキー、ダイビングなど様々なものを行ってきた中の1つにヨガがありました。ピラティス氏が14歳になる頃には病気も克服し、自分の身体を改善できた運動療法を追求していきました。なので、ピラティスメソッドの考えの中には、ヨガの要素を取り入れて作られているので、エクササイズ内容や効果など、似ている部分がたくさんあります。
ピラティスとヨガの共通点は以下の通りです!

・柔軟性があがる
・深い呼吸を行うことで呼吸が深くなる
・身体の歪みを整え、姿勢が整う
・腰痛や肩こりが解消される
・メンタル面を整え、リラックス効果がある

など
ではここから、ピラティスとヨガの違いを紹介していきます!

ピラティスとヨガの呼吸法に違いがあります!

ピラティスとヨガの呼吸法

ピラティスとヨガの大きな違いのひとつに、「呼吸法」があります。どちらも呼吸法を大事にしていますが、ピラティスとヨガの呼吸法には、どんな違いがあるのでしょうか?

ピラティスの呼吸方法は「胸式呼吸」です。胸式呼吸は交感神経を優位にして、お腹のインナーマッスルを鍛えることができます。鼻から吸って、口から吐くスタイルで、主に背中や肋骨を広げることを意識します。

一方のヨガの呼吸方法は「腹式呼吸」です。腹式呼吸は副交感神経を優位にして、リラックスモードを作ることができます。鼻から吸って鼻から息を吐く方法になります。

ピラティスとヨガの目的や効果は?

ピラティスはインナーマッスルと体幹を鍛え、背骨や骨盤の位置を正しく整えて姿勢の改善をサポートします。姿勢を整えるための筋力をアップで、肩こり・腰痛などの軽減や骨格のゆがみ・筋肉のアンバランスを調整、などに効果的な改善が期待できます。

ヨガは深く息を吸い、心を整えることが最大の目的です。呼吸に意識を向けることで、心と体を結びつけながら安定した精神面での安定を得ることができます。そしてポーズをとって関節や筋肉の柔軟性を高めたり、またポーズをキープすることで筋持久力やバランス能力も鍛えられます。

ピラティスとヨガ自分に合うのはどっち?

ピラティスorヨガどっちが合っている?

ピラティスとヨガどちらも柔軟性を高める、身体全体を鍛える、自律神経を整えるなどの似たような効果があるので、どちらを選ぶか悩んだ時は、次のポイントで判断するのがオススメですよ。
【ピラティスが向いている人】
・身体の痛みや不具合を整えたい
・正しく美しい姿勢を手に入れたい
・肩こり・腰痛などの慢性的な痛みを改善したい
・日常生活に必要な筋肉をつけたい
・柔軟性を高めたい
・スタイルをよくしたい


身体の歪みを整え、姿勢改善がしたい!身体を動かすことが得意ではないけど鍛えたい!という方にピラティスはオススメです!

【ヨガが向いている人】
・自律神経を整えたい
・自分と向き合う時間がほしい
・呼吸を整えたい
・身体を伸ばしたい
・ゆっくり動いて柔軟性を上げたい


ピラティスよりも強度は低く、安定した心身の状態を保ちたいなどメンタルケアをしていきたい人にはヨガがオススメです!

まとめ

ピラティスとヨガ、どちらもとても素晴らしいエクササイズです。自分の目的を明確にし、あてはまる方にぜひチャレンジしてください。また、ライフスタイルや近所に通えるスタジオの有無、ご自身の現在の身体の状態を見ながら判断してみるのも良いかもです!!

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