ピラティスでゴルフの飛距離が上がるのか!?

ピラティスでゴルフの飛距離は上がるのか?

ゴルフのラウンドを回った際、若い時はよく飛んでいたのに、最近は滅法、飛距離が落ちてしまったと感じる。飛距離を出したいために無理に打とうとして変に力が入り身体を痛めてしまったという方は多いのではないでしょうか?飛距離を伸ばすために闇雲に筋力トレーニングをしても意味がありません。今回はこんな方にお勧めする運動プログラム『ピラティス』をご紹介いたします。

ピラティスとは

ドイツ人のジョセフピラティス氏によって開発されたプログラムで、身体を伸ばし、強化し、バランスを整えることを目的としたエクササイズおよび身体の動作法です。集中的な呼吸パターンと組み合わせた特定のエクササイズの体系的な実践により、ピラティスはフィットネスの取り組みとしてだけでなく、プロのスポーツトレーニングやあらゆる種類の身体リハビリテーションの重要な補助としても非常に価値があることが証明されています。

ジョセフピラティス氏

ピラティスで得られる効果

  • 股関節や肩甲骨周りを柔らかくし、関節可動域を高める
  • 腰や肩、肘に掛かる負担を軽減し、怪我を予防する
  • 重心の位置が正しいポジションになる
  • 体幹(コア)の安定、スイングの安定
  • 筋持久力を高め、ラウンドで疲れない身体を作る
  • 飛距離が伸びる

これだけでも、やってみようと思われる方は多いのではないでしょうか?
当スタジオにはプロゴルファーやこれからプロになりたいアマチュアゴルファーが多く通われています。
筋力トレーニングも必要ですが、ピラティスで身体の根本的な姿勢を整えたり、正しい身体の使い方を教育することは、スイングを伸ばすためにも重要事項となります。

ピラティスの種類

ピラティスには大きくマシンピラティスとマットピラティスの2種類に区分されます。
簡単に専門のマシンを使うのか、自分の身体のみマット上で動くのかの違いです。
両方ともにお勧めではあるのですが、運動未経験の方やピラティスをやったことのない方はどちらかと言うとマシンピラティスがお勧めです。

マシンピラティスのメリット
・正しいフォームを身につけることが出来る
マシンがエクササイズの正しい動きを誘導してくれるため、正しいフォームが身につきやすいです。また負荷の調整が人それぞれに出来ることが効果を感じやすい理由です。

・エクササイズ種類は豊富にある
ピラティスマシンは「リフォーマー」「キャデラック」「チェアー」「バレル」と様々あり、それぞれにエクササイズが100以上あります。

・身体の柔軟性をより高めてくれる
マットピラティスでも柔軟性を高めることは出来ますが、マシンのサポートにより更にしなやかな身体を手に入れることが出来ます。

マットピラティスとマシンピラティス

ピラティスでゴルフ特有の怪我を予防

ピラティスで出来ることは、正しい身体の使い方を再教育することです。ゴルフで出る身体の痛みはほぼほぼ慢性的なもので、謝った身体の使い方を繰り返すことで出現します。痛みが出ている場合は治療や休息が必要になりますが、痛みがない時には、今後ケガや痛みの出ないような身体作りをしておくことがとても重要になります。特に股関節周辺の問題は膝や腰に負担をかけ、背骨周辺や呼吸の問題は腰や肩に負担をかけ、肩甲骨周辺の問題は肩や肘・首に負担をかけます。気持ちよくゴルフをプレーしたい方は怪我の出ない身体作りをピラティスで行いましょう。

飛距離を伸ばすピラティス法

ゴルフピラティス

ピラティスをして飛距離は伸びるの!?こちらよく頂くご質問ですが、答えはイエスです。
70歳の男性や40代の女性もピラティスを3ヶ月ほど通って、20ヤード飛距離が伸びたと喜んでくださっています。スイングが安定したとも!

特に意識して頂くことは、股関節・背骨・肩甲骨の動きを出すこと。大人になるにつれて、硬くなりやすい部分で、もうほんと動かない方が多いこと。なので、ピラティスでしっかりと関節の可動域を高め、細かく意識出来るように身体を認識して頂きます
そして、こちらもとても重要な体幹の安定性です。ゴルフスイングの捻転に必要なお腹の筋肉、腹斜筋・腹横筋を柔軟かつしっかりとパワーが出せるようにし、局所に負担が出ないようにしていきます。

ピラティスで行っていることは自分の体重(自重)を使いながら、とても地味な動きが多いですが、頭で考えながら行うことで、スイング動作への理解も深まってきます。当スタジオでは、1人1人の姿勢や動きに合わせてオーダーメイドプログラムを作成し、ご案内いたします。
1人1人必要な筋肉、意識しないといけない箇所も変わってきます。

ピラティスを通じて、怪我なく、そして飛距離を高め、快適なゴルフライフを手に入れましょう。

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