ピラティスエクササイズでよく言われるアーティキュレーションとは

Pilates Synergyです。
今回はピラティスエクササイズ中によく言われる『アーティキュレーション』・『アーティキュレーティング』について解説していきます。皆さんはこの言葉を聞いてなんと連想されますか?

アーティキュレーションとは?

アーティキュレーションとは『はっきりと区切る』・『分節ごとに動かす』という意味で、ピラティス動作において、最も重要な【意識】の1つです!ピラティスエクササイズの中でも背骨を動かす動作の時にこの言葉は使われます。背骨を分解すると"頚椎7個・胸椎12個・腰椎5個 ・仙骨1個・尾骨1個"を1つずつ分節ごとに上からそして下から順番に動かすこと=アーティキュレーションなのです。背骨についている筋群を短くしたり、長くしたりすることが可能で、最終的に背骨の柔軟性を高めることが出来ます

脊柱の構造

よく使うピラティスのマットエクササイズとして

  • ブリッジ
  • シーテッドフロント
  • ロールアップ
  • スワンダイブ

などです。上記エクササイズは全て背骨を動かす動作ですよね。

本来は1つずつ動く背骨も、周りに付いている筋肉群が硬くなると分節ごとに動かなくなります。特にデスクワーク漬けの1日を過ごしている方は硬くなりやすいです。日常生活で背骨を動かすことってそうそうないでしょう!?背骨が硬くなると背骨の中でも動きやすい場所、動きにくい場所が出てきますが、こうなるととても危険で、背骨の負担が均一ではなくなり、どこか1箇所の負担が増大してしまいます。ギックリ腰になってしまう要因の1つですね。背骨は柔軟性と強さを兼ね備えておかないといけません。前屈をした時に背骨が丸まらない方は、後屈をした時に背骨がうまく反れない方は注意が必要です。ぜひピラティスやボディーワークを取り入れて、動かしていくようにしましょう。

背骨の柔軟性、それがあなたの年齢です

"If your spine is inflexibly stiff at 30, you are old. If it is completely flexible at 60, you are young"

「30歳で背骨が柔軟性がなくなったら、あなたは老人です。60歳で完全に柔軟性があれば、あなたは若いです」
これはジョセフピラティス氏が残した言葉です。

背骨の動きには、①屈曲、②伸展、③側屈、④回旋とありますが、どの動きもしなやかに柔らかくそして強靭な背骨になれることが理想です。
皆さんの背骨はどうでしょうか?背骨が硬そうだな、一度見て欲しいなという方はぜひ一度ピラティス体験にお越しください。柔軟でしなやなかつ強い背骨作りのサポートをさせていただきます。

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