仕事を終えて鏡を見ると、また肩が前へ出ている。階段を上るだけで息が切れ、「昔はもっと動けたのに」と思う。けれど、何かを始めようとしても、運動が苦手な自分には続かない気がする——。身体の悩みは、痛みや見た目だけでなく、「これからやりたいことを諦める理由」になってしまうことがあります。
Pilates Synergyが掲げている理念は「身体に新たな可能性を」です。これは、ピラティスをすれば何でも叶うという意味ではありません。自分の身体を欠点として扱うのではなく、今の状態を丁寧に知り、できる方法を一つずつ増やす。その先に、もう一度旅行へ行く、好きな服を着る、新しい趣味を始めるといった選択肢を取り戻してほしい——私たちが「身体に新たな可能性を」という言葉へ込めている思いを、この記事では日常の場面とともにお伝えします。
📖この記事でわかること
- Pilates Synergyの理念「身体に新たな可能性を」の意味
- なぜパーソナル専門・オーダーメイドにこだわるのか
- 杉直樹が指導と育成で重視してきたこと
- 身体の変化を「見た目」だけで判断しない理由
- 体験レッスンを新しい一歩につなげる方法
「身体に新たな可能性を」は、できないことを否定しない言葉
身体の悩みが、行動の選択肢を狭めるとき
腰に不安があるから旅行を断る。写真に写る姿勢が気になり、人前へ出る服を避ける。体力に自信がなく、新しい習い事を見送る。このように身体の悩みは、症状の大きさ以上に生活へ影響します。本人にとって本当に変えたいのは、検査の数字や姿勢の角度ではなく、その先の行動かもしれません。
だからPilates Synergyでは、悩みだけでなく「どうなりたいか」を聞き、一人ひとりのニーズを早く満たせる関わりを大切にしています。「猫背を整える」で終わらず、猫背が気にならなくなったら何をしたいのかまで考える必要があります。
Pilates Synergyの理念と4つのこだわりは、私たちの「こだわり」ページでも詳しく紹介しています。スタジオ選びで指導方針を比較したい方にも役立ちます。
代表・杉直樹が24歳で掲げた理念
ピラティスを提供すること自体が目的ではない
代表の杉直樹は柔道整復師の国家資格を持ち、24歳で起業しました。ピラティス指導を長く続ける中で掲げてきたのが「身体に新たな可能性を」という理念です。ここで大切なのは、難しいエクササイズを成功させることや、マシンに乗ること自体がゴールではない点です。
私たちは「何のために、誰のために、なぜピラティスをしているのか」を大切にしています。流行しているから提供するのではなく、目の前の人が望む生活へ近づく手段として使う。この順番が逆になると、指導者が得意な種目を並べるだけになり、本人の目的が置き去りになります。
杉直樹が一貫して大切にしているのは、「ピラティスをやらせる」のではなく、その人の悩みと目的に必要な方法を選ぶ姿勢です。専門家が知識を披露することより、目の前の方が自分の身体に可能性を感じ、次の一歩を踏み出せるか。その基準でレッスンの価値を考えています。
なぜグループではなく、パーソナル専門なのか
同じ「肩こり」でも必要なことは違う
肩こりに悩む二人がいても、一人は長時間のデスクワーク、もう一人は家事や育児で腕を使う時間が長いかもしれません。姿勢の見え方が似ていても、呼吸、肩甲骨、胸郭、股関節、足元の使い方は異なります。年齢と症状名だけで同じメニューを当てはめても、本人が感じる変化へつながるとは限りません。
Pilates Synergyがパーソナルレッスンのみを提供しているのは、姿勢や動き、ニーズに合わせて細かく修正し、お客様の成果を優先したいからです。ただし「パーソナルなら必ず良い」という話ではありません。体調を聞き、目的を共有し、その日の反応に合わせて本当に内容を変えているかが重要です。
毎回変えることと、行き当たりばったりは違う
オーダーメイドという言葉は、毎回違う珍しい種目を行う意味ではありません。目標へ向かう軸を持ちながら、睡眠、疲労、痛み、仕事の忙しさを確認し、その日に学びやすい負荷へ調整することです。前回できた動きを繰り返す場合もあれば、一歩手前へ戻る場合もあります。
一見すると後退に見える調整も、安全に学ぶためには必要です。本人が焦っているときほど、「今日は何を優先し、何をしないか」を説明できる指導者が伴走者になります。
専門家コメント:身体を評価するとき、姿勢写真だけで結論を出すことはできません。呼吸、立つ、歩く、腕を上げるといった動きと、本人が日常で困っている場面を重ねます。オーダーメイドとは、検査項目を増やすことではなく、集めた情報から今もっとも意味のある一歩を選ぶことです。
マシンが多いことより「なぜ使うか」が大切
リフォーマーだけで終わらない理由
Pilates Synergyは、リフォーマーに加えてチェアー、タワー、バレル、リングなど複数の器具を備えています。器具が多いことは選択肢になりますが、それだけでレッスンの質が決まるわけではありません。どの器具を、何の目的で、どの設定で使うかが重要です。
同じ動きを練習するときも、スプリングで動きを助ける、支持面を変える、身体の一部へ気づきやすくするなど、器具の役割は変わります。「難しいマシンへ進むほど上級」という階段ではなく、その人が理解しやすい環境を選ぶための道具です。
運動経験が少ない人にとって、身体だけを使うマット運動は意外に難しい場合があります。マシンの補助があることで、何を感じればよいのか分かることがあります。一方、負荷や姿勢が合わなければマシンでも力みます。だからこそ、器具とパーソナル指導を切り離せません。
「最短に効果を出す」を、急がせる言葉にしない
最短とは、強度を上げることではない
Pilates Synergyのサイトには「オーダーメイドプログラムで最短に効果を出す」という言葉があります。これを、短期間で必ず見た目が変わる保証として受け取るべきではありません。身体の反応や目標達成までの期間には個人差があり、症状がある場合は医療機関の判断も必要です。
私たちがこの言葉に込めているのは、目的に関係のない運動を漫然と続けず、評価して、必要な課題を選び、反応を見て修正するという姿勢です。焦って回数や強度を上げるのではなく、遠回りになる力みや誤解を減らすことが「最短」につながります。
専門家コメント:「早く変わりたい」という気持ちは自然です。しかし、痛みを我慢して回数を増やすと、かえって身体の反応が分かりにくくなります。最初に必要なのは、本人が何を変化と呼ぶのかを明確にすること。見た目、動作、疲れ方など評価軸を決め、一定期間ごとに方法を見直します。
変化は鏡の中だけにあるわけではない
生活の中で「やらなくなったこと」に気づく
身体が変わったか尋ねられると、体重、ウエスト、写真を思い浮かべがちです。しかし、朝起きたとき腰をさする回数が減った、階段の手すりを探さなくなった、仕事の合間に呼吸を思い出せた——そんな小さな変化も生活の可能性を広げます。
変化は「できたこと」だけでなく、「以前ほど気にしなくなったこと」にも現れます。鏡を見るたび肩を引いていた人が、自然に立てる時間が増える。旅行前に身体の不安ばかり考えていた人が、行き先を楽しみにできる。こうした変化は写真だけでは測れません。
見た目と生活の変化をどう分けて記録するかは、ビフォーアフター写真の見方を解説した記事でも紹介しています。写真を採点表にせず、対話の資料として使いたい方におすすめです。
「できない」は、その人の限界ではなく方法の問題かもしれない
運動が苦手な人ほど、説明の仕方を変える
ピラティスの呼吸が分からない、骨盤を動かせない、首に力が入る。こうした戸惑いを「センスがない」と考える必要はありません。言葉で分かりにくければ器具の補助を使う、動きを小さくする、触れる場所を変えるなど、伝え方には複数の選択肢があります。
指導者が同じ説明を繰り返すだけでは、本人は失敗を重ねたように感じます。方法を変え、できた感覚を本人の言葉で確認することが、自信を取り戻す一歩です。Pilates Synergyが掲げる「新たな可能性」は、難しいことを無理に達成するのではなく、別の入口を一緒に探す姿勢にも表れます。
スタッフが学び続けることも、お客様への約束
教わったことを繰り返すだけにしない
Pilates Synergyではインストラクター養成コースを開講し、社内でも専門知識だけでなく、コーチングやマナーを含む研修を行っています。「知識が古いまま」「教わったことをただ繰り返す」という指導は行いません。
身体についての情報や指導技術は、資格取得時点で完成するものではありません。知識を更新し、目の前の人へ分かる言葉で届け、うまく伝わらなければ振り返る。学び続けることは指導者の自己満足ではなく、お客様の安全と選択肢を守るために必要です。
専門家コメント:知識が多いだけでは、良い指導にはなりません。専門用語を生活の言葉へ翻訳し、本人が判断できる材料として渡す必要があります。「先生に任せれば大丈夫」ではなく、自分の身体について質問でき、選べる状態を目指すことが、パーソナル指導の重要な役割です。
お客様の声は「同じ結果の約束」ではなく可能性の地図
私たちのもとには、姿勢、痛み、スポーツ、産前産後など多様なお客様の声が届いています。事例はPilates Synergyが向き合ってきた悩みの幅を知る材料になりますが、同じ年代や症状だから同じ結果になるわけではありません。
大切なのは、結果の数字だけでなく、どんな目的で始め、どのような過程を経て、生活で何が変わったのかを読むことです。他人の成功を自分への圧力にせず、「こういう未来も考えられる」という地図として使います。
実際に寄せられた感想や成果は、Pilates Synergyのお客様の声で確認できます。個人差を前提に、結果だけでなくご自身の目標を考えるきっかけとしてご覧ください。
Pilates Synergyらしい体験レッスンの使い方
上手に動けるかを試す場所ではない
体験レッスンを、入会試験のように感じる必要はありません。動きができるかより、悩みを伝えられるか、説明に納得できるか、負荷を調整してもらえるかを確認する時間です。運動経験が少ないことも、過去に続かなかったことも、プログラムを考えるための大切な情報です。
私たちの体験レッスンでは、カウンセリング、姿勢・動作評価、マシンピラティス、今後の提案を行います。その場で完璧な計画を決めるより、生活、予算、通える頻度を率直に伝え、現実的な一歩を一緒に考えられるかを見てください。
受付からカウンセリング、運動までの見通しを持っておきたい方は、体験レッスンの流れをまとめた記事を先に読むと、当日に確認したい質問を整理しやすくなります。
「親身に対応する」を、優しい言葉だけで終わらせない
必要なら、今は運動をしない選択も伝える
親身な対応というと、励ましたり話を聞いたりする場面を想像します。しかし専門家として本当に親身であるためには、本人がやりたいと言っていても、安全面から負荷を下げる、運動を中止する、医療機関への相談を勧める判断が必要です。気持ちに寄り添うことと、何でも希望通りに行うことは同じではありません。
反対に、慎重になりすぎて「できません」で終えるだけでも可能性は広がりません。避ける動きがあるなら、何を確認すれば別の方法を試せるのか、どの範囲なら取り組めるのかを一緒に考えます。Pilates Synergyが大切にする親身さは、安心させる言葉と専門的な線引きの両方で成り立ちます。
体験時には、できる種目の数ではなく、不安を伝えたときの反応を見てください。理由を説明し、選択肢を提示し、本人の意思を確認して進める。その対話があって初めて、オーダーメイドという言葉が実際の指導になります。
よくある質問
「身体に新たな可能性を」とは、必ず身体が変わるという意味ですか?
いいえ。結果や期間を保証する言葉ではありません。現在の身体を知り、本人の目的に合う方法を探し、行動の選択肢を増やすというPilates Synergyの理念です。変化には個人差があり、強い症状がある場合は医療機関の判断を優先します。
Pilates Synergyがパーソナル専門なのはなぜですか?
一人ひとりの姿勢、動き、ニーズへ合わせ、細かく修正し、お客様の成果を優先するためです。マンツーマンという形式だけでなく、実際に内容が個別調整されているかを体験で確認してください。
運動が苦手でも体験できますか?
運動経験が少ないことは、プログラムを考えるための情報です。マシンの補助や負荷調整を使える可能性があります。ただし体調や既往歴によって判断は異なるため、予約時と当日に不安を伝えてください。
何回で変化を実感できますか?
目的、身体の状態、生活、頻度によって異なるため、一律の回数は断定できません。開始時に評価軸を決め、写真だけでなく動作や疲れ方を一定期間ごとに振り返ることが大切です。
マシンが多いほど良いスタジオですか?
器具の種類は選択肢になりますが、数だけでは質を判断できません。なぜその器具を選び、本人の反応に合わせてどのように設定するかを説明できることが重要です。
痛みがあってもピラティスを始められますか?
状態によって異なります。強い痛み、しびれ、発熱、急な症状変化がある場合は運動を優先せず、医療機関へ相談してください。ピラティスは診断や治療の代わりではありません。
杉直樹さんが大切にしていることは何ですか?
杉直樹が大切にしているのは、「何のために、誰のために、なぜピラティスが必要なのか」を考え、一人ひとりへ親身に向き合うことです。
体験だけ受けて入会しなくてもよいですか?
体験は相性や説明、通いやすさを判断する機会です。料金や契約条件を確認し、生活に合わなければ持ち帰って考えてください。無理に始めるより、納得できる一歩を選ぶことが継続につながります。
まとめ|身体が変わる先に、何を始めたいですか?
Pilates Synergyの理念「身体に新たな可能性を」は、身体を理想の形へ矯正する標語ではありません。一人ひとりの悩み、姿勢、動き、目的を知り、必要な方法を選び、できることを増やす。その積み重ねによって、身体の不安で諦めていた選択肢をもう一度考えられるようにする姿勢です。
ピラティスを始める理由が、まだはっきりしていなくても構いません。「疲れを理由に予定を断りたくない」「鏡を見るとき自分を責めたくない」「新しい趣味に挑戦したい」。そんな生活の希望を体験時に話してください。そこから何を確認し、どの一歩を選ぶかを一緒に考えることが、Pilates Synergyのパーソナル指導の出発点です。
自分の悩みをどの拠点で相談できるか確認したい方は、Pilates Synergyの店舗情報・体験案内をご覧ください。なんばスタジオは女性専用です。各拠点の最新情報と利用条件を確認し、無理のない一歩からご相談ください。