姿勢改善・腰痛解消・歩きやすさの回復——写真で見るビフォーアフターと「なぜリハビリでは届かなかったのか」を柔道整復師が解説
「手術もリハビリも頑張ったのに、なぜかキレイに歩けないまま」
「鏡を見るたびに、自分の姿勢が気になって仕方ない」
「70代だから仕方ない、と諦めていた」
Pilates Synergy 泉大津スタジオに通われている70代女性のHさんは、2〜3年前に左膝の骨切り手術を受け、2ヶ月半の入院後に1年ほどのリハビリを続けました。しかし「キレイに歩ける」という実感は得られないまま過ごしていました。
友人の紹介でPilates Synergyを知り、「整骨院も併設していて、しっかり見てもらえる」という安心感から通い始めたHさん。月4回のセッションを10ヶ月継続された現在、腰痛の改善・歩きやすさの回復・姿勢の変化という複数の変化を手に入れられました。
この記事では、Hさんのビフォーアフター写真とセッション写真をご紹介しながら、「なぜ病院のリハビリで届かなかったのか」「マシンピラティスがなぜ70代の骨切り術後にも有効なのか」を柔道整復師の専門知識から解説します。
📋 この記事でわかること
- Hさんのプロフィール——骨切り術後・1年のリハビリを経てピラティスへ
- 姿勢ビフォーアフター写真の専門的解説——何がどう変わったのか
- セッション写真の解説——リフォーマーで何をしているのか
- 「リハビリで変わらなかった」理由——第3段階のリハビリとしてのピラティス
- 骨切り術後の歩行改善にマシンピラティスが有効な5つの理由
- 70代からでも変われる——年齢は変化を妨げる理由にならない
- 泉大津スタジオ「整骨院併設」という安心の理由
Hさんのプロフィールと来院前の状態
| 項目 | 内容 |
| 年齢・性別 | 70代・女性 |
| スタジオ | Pilates Synergy 泉大津スタジオ |
| 通院頻度 | 月4回(週1回ペース) |
| 継続期間 | 10ヶ月 |
| 来院前の経緯 | 2〜3年前に左膝の骨切り手術を受け2ヶ月半入院。その後1年ほどのリハビリを実施 |
| リハビリの結果 | 「キレイに歩けるようにならなかった」という実感のまま終了 |
| 来院のきっかけ | 友人からの紹介。「整骨院も併設しており、しっかり見てもらえる」という安心感 |
| 目的 | 歩行の改善・姿勢の改善 |
| 現在の状態 | 腰痛改善・歩きやすさの回復・歩く距離が長くなっても疲れにくくなった・姿勢が変化 |
姿勢ビフォーアフター写真の専門的解説

BEFOREで確認できた姿勢パターン(来院時)
グリッド線での評価から、Hさんの来院時の姿勢には以下の特徴が確認できました。
- 頭部前方位(FHP)——頭が肩の中心線よりも大きく前方に出ている。頭の重さ(約5kg)が頸椎・肩に持続的な負荷をかけている状態
- 胸椎後弯の増大——背中が丸まった猫背パターン。胸椎が固まった状態で固定されている
- 重心の後方偏位——グリッド線との比較で、身体全体の重心が足首の真上より後方にある。「後ろに倒れないように頑張っている」状態
- 骨盤後傾気味——腰椎の前弯が失われ、骨盤が後ろに傾いた姿勢。体幹インナーマッスルの廃用が示唆される
- 股関節・膝の屈曲傾向——骨切り術後の痛み回避パターンとして定着した姿勢。「痛くないように」という代償姿勢
AFTERで確認できた変化(10ヶ月後)
- 頭部が肩の真上に戻る——頭部前方位が改善し、頸椎への圧縮負荷が軽減
- 胸椎後弯の改善——背中の丸まりが減少し、胸が開いた姿勢に変化
- 重心の適正化——グリッド線との比較で重心が足首の真上に近づいている。「自然に立てている」状態
- 全身の縦方向への伸長——姿勢が整ったことで、身体が縦方向に長く使えるようになった
- 股関節・膝の伸展——屈曲傾向が改善し、より自然な立位姿勢が獲得されている
柔道整復師・姿勢評価より
ビフォーアフターの写真で最も重要な変化は「重心の位置」です。BEFOREでは重心が後方に偏り、骨盤を後傾させながら上半身を前に傾けてバランスをとるという代償パターンが見られます。これは骨切り術後に「痛みを避けるために」神経系が選んだ動き方のパターンです。AFTERでは重心が適正化し、このパターンが変わってきたことが写真から確認できます。グリッド線を使った定期的な姿勢評価を行うことで、このような変化を客観的に記録・確認できます。
セッション写真の解説——リフォーマーで何をしているのか

Hさんのセッションで行っているエクサイズは、リフォーマーに仰向けになり、両膝の間にミニボールを挟みながら脚を持ち上げる動作です。
一見シンプルに見えますが、このエクサイズには骨切り術後の歩行改善に直結する複数のターゲットがあります。
| エクサイズの標的 | 骨切り術後・歩行改善への意味 |
| ミニボールを膝で挟む→内転筋の活性化 | 内転筋は膝関節の安定に不可欠。骨切り術後に廃用萎縮した内転筋を再活性化することで、歩行時の膝の安定性が回復する |
| 体幹のニュートラル保持 | 脚を動かしながら腰が反らない・骨盤が動かないという体幹の安定パターンの習得。歩行中の体幹コントロールに直結 |
| 骨盤底筋・腹横筋の協調活性化 | インナーユニット全体の活性化。「腰が守られている感覚」での脚の動きが、安全な歩行パターンの基盤になる |
背景に見えるキャデラック・チェア・バレルという複数のマシンの存在も重要です。Pilates Synergyの泉大津スタジオでは、Hさんのようにリハビリ的な目的がある方に対して、複数のマシンを組み合わせた多方向からのアプローチが可能です。一台のリフォーマーだけでは届かない筋群にもアプローチできる設備環境が整っています。
「リハビリで変わらなかった」理由——第3段階のリハビリとしてのピラティス
病院のリハビリが終わった後に「残るもの」
Hさんが1年間のリハビリを経験したにもかかわらず「キレイに歩けない」という実感が残っていた理由は、リハビリテーションの段階にあります。
| 段階 | 目的 | 病院リハビリの対象 | ピラティスの対象 |
| 第1段階 (急性期) | 炎症・疼痛の管理・創傷治癒 | 〇 医療的治療が中心 | — |
| 第2段階 (回復期) | 可動域・筋力の回復。「動けるようになる」 | 〇 理学療法士によるROMエクサイズ・筋力強化 | 補助的に開始可能 |
| 第3段階 (機能回復期) | 動き方のパターンを再学習。「キレイに動ける」になる | △ 多くの病院でここまで手が回らない | 〇 ここがピラティスの最も得意な領域 |
病院のリハビリは「痛みなく日常生活ができる状態」を目標とする第2段階の回復が中心です。「キレイに歩く」という第3段階——つまり「動き方のパターンを神経学的に書き換える」段階には、時間的にも専門性的にも届きにくいのが現状です。
Hさんが「1年のリハビリでも変わらなかった」理由は、第2段階は達成できていたが第3段階のアプローチが行われていなかったためです。マシンピラティスが届いたのは、まさにこの第3段階の「動き方のパターンの再学習」です。
リハビリテーションの3段階とピラティスが担う「第3段階」の詳しい解説はこちら。 ▶ ピラティスはリハビリテーション——「第3段階のリハビリ」にマシンピラティスが最も有効な理由を柔道整復師が解説
骨切り術後の歩行改善にマシンピラティスが有効な5つの理由
理由①:スプリングによる免荷——安全な環境で正しいパターンを体験できる
骨切り術後の最大の課題は「荷重をかけながら正しい動作パターンを習得すること」の難しさです。痛みや不安から体が守ろうとするパターン(代償動作)が定着しているため、自重での歩行練習では正しいパターンへの書き換えが難しいです。
マシンのスプリングは体重を一部支えながら動きをサポートするため、「安全な環境で正しい動きを体験する」ことができます。Hさんのリフォーマーでのエクサイズも、うつ伏せ(非荷重位)で脚の動きを練習することで、術後の痛み回避パターンを迂回しながら筋肉への刺激を届けています。
理由②:体幹インナーマッスルの活性化——歩行の「土台」を整える
歩行の安定性は「体幹の安定」から生まれます。腹横筋・多裂筋・骨盤底筋という体幹インナーユニットが機能することで、歩くたびに起きる重心移動の中で体幹が「軸」として機能します。
骨切り術後・長期入院後には体幹インナーマッスルが著しく廃用萎縮しています。この廃用状態のまま歩行練習をしても、「頑張って歩く」ことはできますが「楽に美しく歩く」には至りません。マシンピラティスは体幹インナーユニットへの選択的なアプローチが最も得意な運動法です。
理由③:多方向からのアプローチ——全身を連動させた歩行パターンの習得
歩行は複雑な全身運動です。「足を前に出す」だけでなく、体幹の回旋・骨盤の水平移動・肩甲帯の協調・呼吸との連動が一体となって「美しい歩き」が実現します。
リフォーマー・キャデラック・チェアという複数のマシンを使うことで、仰向け・横向き・座位・立位と多様な姿勢でのアプローチが可能です。これにより「どの方向への動きでも体幹と脚が正しく連動する」全身パターンの習得が進みます。
理由④:反復学習——神経系への「正しいパターン」の刻み込み
「動き方のパターンを変える」ためには繰り返しが必要です。月4回×10ヶ月で約40回の正確なセッション——正しい動きの感覚を繰り返し体験することで、脳が「これが楽な動き方だ」という新しい神経回路を形成していきます。
Hさんが「歩きやすくなり・歩く距離が長くなっても疲れにくくなった」という変化は、この神経回路の書き換えが進んでいることを示しています。「頑張って歩く」から「自然に楽に歩ける」への変化が起きています。
理由⑤:整骨院との連携——医療的な視点と運動指導が統合されている
Hさんが「整骨院も併設していて、院長やインストラクターにしっかり見てもらえるので安心して通えています」と語っている点は、Pilates Synergy泉大津スタジオの重要な特徴です。
骨切り術後・既往症のある方への指導では「今日の状態でこのエクサイズは安全か」「膝の状態はどうか」という医療的な判断が随時必要になります。整骨院と併設されていることで、柔道整復師の視点からの評価と運動指導が統合的に行われます。これが「安心して通い続けられる」環境の正体です。
ビフォーアフターで起きた6つの変化
✨ 10ヶ月間で起きた変化
- 歩きやすくなった——骨切り術後の代償歩行パターンから、より自然な歩行パターンへ
- 歩く距離が長くなっても疲れにくくなった——体幹インナーマッスルの活性化による歩行効率の改善
- 腰痛が改善された——多裂筋の再活性化と骨盤アライメントの改善
- 姿勢が良くなってきた——頭部前方位・胸椎後弯・重心後方偏位の改善(写真で確認)
- 「安心して通える」——整骨院併設による医療的な安心感が継続の土台に
- 「目標は高く、引き続き頑張る」——変化を実感したことで、さらなる改善への意欲
Hさんの声
💬 10ヶ月通われてのHさんのコメント
整骨院も併設していて、院長やインストラクターにキレイな姿勢や歩行を目指すにはどこを使った方がいいかなどしっかり見てもらえるので、安心して通えています。現在は腰痛も改善され、歩きやすくなり、歩く距離が長くなっても疲れにくくなりました。姿勢は良くなってきたけど目標は高く、引き続き頑張ります!
この言葉から読み取れること
「しっかり見てもらえる安心感」という表現が重要です。骨切り術後・70代という状況で、「自分の身体の状態を理解した上で適切な指導をしてもらえる」という信頼が継続の最大の動機になっています。「目標は高く、引き続き頑張ります」という言葉は、変化を実感したことで生まれた前向きさです。「諦めていた状態」から「もっと良くなれる」という気持ちへの変化も、ピラティスがもたらした大切な変化のひとつです。
70代からでも変われる——年齢は変化を妨げる理由にならない
「70代だから仕方ない」「手術後だから限界がある」——こうした言葉は多くの方が自分自身に言い聞かせています。しかしHさんの事例は、これが事実ではないことを示しています。
| よくある思い込み | Hさんの事例が示す事実 |
| 「70代では身体は変わらない」 | 70代でも10ヶ月で歩行パターン・姿勢・腰痛が変わった。筋肉・神経系の可塑性は70代でも保たれている |
| 「手術後は変わらない」 | 手術・1年のリハビリ後でも「第3段階のリハビリ(動き方のパターンの再学習)」は行われていなかった。このアプローチで変化が起きた |
| 「週1回程度では変わらない」 | 月4回(週1回)×10ヶ月で歩きやすさ・腰痛・姿勢が変わった。頻度より「正しいアプローチの継続」が重要 |
| 「諦めるしかない」 | 諦めた時点が「変化の手前」だったかもしれない。Hさんは友人の紹介で来られ、現在「目標は高く、引き続き頑張ります」という状態 |
Pilates Synergyでは60代・70代・80代のお客様が多く通っています。「今さら遅い」というのではなく「始めた今が最も早いタイミング」です。
姿勢改善の根本的なメカニズム・4タイプの不良姿勢・マシンピラティスでのアプローチ詳細はこちら。 ▶ 姿勢改善にマシンピラティスが最も効果的な理由|4タイプの不良姿勢・根本原因・改善アプローチを専門家が徹底解説
Pilates Synergy 泉大津スタジオについて
| 項目 | 内容 |
| スタジオ名 | Pilates Synergy 泉大津スタジオ |
| 所在地 | 大阪府高石市(南海本線 北助松駅 徒歩1分) |
| 最大の特徴 | 整骨院との併設——柔道整復師の医療的視点とピラティス指導が統合されたスタジオ |
| 駐車場 | 専用駐車場完備 |
| 対象 | 男女OK(20代〜80代) |
| マシン | リフォーマー・キャデラック・チェア・バレル等の複数マシンを完備 |
| 特に向いている方 | 術後・既往症・慢性痛がある方・高齢の方・歩行・姿勢改善を目的とする方 |
整骨院との併設は、Hさんのような「医療的な背景がある中でピラティスを始めたい」という方に最も安全で効果的な環境です。「ピラティスをやってみたいけれど、手術後や既往症があって不安」という方に特に向いています。
よくある質問(FAQ)
70代・術後でも体験レッスンを受けられますか?
A. 受けられます。Hさんも骨切り術後・1年のリハビリ経験という状態からスタートされました。初回カウンセリングで手術の内容・現在の状態・リハビリの経緯を詳しくお聞きし、柔道整復師の医療的視点から安全なプログラムを設計します。「術後だから不安」という方ほど、専門家のもとで始めることが重要です。
月4回で本当に変わりますか?
A. Hさんが月4回×10ヶ月で、歩行・腰痛・姿勢という複数の変化を体験されています。「週に何回も通わないと変わらない」のではなく「毎回正しいアプローチを行い継続する」ことが重要です。月4回は「変化に必要な最低限の継続」ですが、その4回に最大の価値を込めることがPilates Synergyのマンツーマン専門の強みです。
病院でのリハビリとピラティスは何が違いますか?
A. 病院リハビリは「日常生活が送れる状態への回復(第2段階)」が主な目的です。マシンピラティスは「動き方のパターンを根本から書き換える(第3段階)」が得意領域です。Hさんのように「リハビリは終わったが、まだ変わっていない感じがする」という方に、最もピラティスが効果を発揮します。
歩行改善・姿勢改善を目的にできますか?
A. Hさんがその目的でお越しになり、10ヶ月で変化を体験されています。歩行改善・姿勢改善はPilates Synergyが最も多く対応している目的のひとつです。初回評価で「歩き方のどの部分に問題があるか」を特定し、その原因にアプローチするプログラムを設計します。
まとめ
Hさんの10ヶ月をまとめます。
- 左膝の骨切り術後・1年のリハビリでも変わらなかった歩行が、マシンピラティス10ヶ月で「歩きやすくなった・疲れにくくなった」
- 腰痛が改善——多裂筋の再活性化・骨盤アライメントの改善が根本にアプローチ
- 姿勢が改善——頭部前方位・胸椎後弯・重心の後方偏位がグリッド写真で確認できる変化
- 「リハビリで変わらなかった」理由は「第3段階(動き方のパターンの再学習)」が行われていなかったこと——ここがマシンピラティスの得意領域
- 「整骨院との併設・しっかり見てもらえる安心感」が10ヶ月の継続を支えた
- 70代・術後でも変われる——Hさんの「目標は高く、引き続き頑張ります」という言葉がその証拠
Pilates Synergy 泉大津スタジオでは「術後・高齢・既往症がある方でも安全に通える環境」を整骨院との併設という形で実現しています。「年齢・手術歴があるから無理」ではなく「だからこそ専門家のもとで始めてほしい」というのがスタジオのスタンスです。
体験レッスンの流れ・持ち物・よくある不安への回答——術後・高齢の方の疑問もこちらでお答えしています。 ▶ Pilates Synergyの体験レッスンで何をするか——初回50分の流れを全部公開
Pilates Synergy 泉大津スタジオで体験レッスンを受けてみる
柔道整復師監修・整骨院併設・完全マンツーマン・マシンピラティス専門。南海北助松駅徒歩1分・専用駐車場完備。術後・高齢・既往症のある方に特に安心の環境です。初回体験はカウンセリング+評価+マシン体験込み。